和歌を読み解く 和歌を伝える―堂上の古典学と古今伝受

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和歌を読み解く 和歌を伝える―堂上の古典学と古今伝受

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  • サイズ A5判/ページ数 672p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784585291763
  • NDC分類 911.104
  • Cコード C3095

出版社内容情報

平安期に成立した『古今和歌集』『伊勢物語』『源氏物語』などの作品は、文学的素養を支えるのみならず、行動規範としての教訓性や倫理性を示す「古典」として、とくに堂上と称された公家たちの知的基盤の形成に大きな影響を与えた。
なかでも『古今集』に関する秘説の伝受は「古今伝受」と称され、王朝古典をめぐる様々な学問の頂点に据えられることとなった―。
物語や和歌に関する注釈や講釈が盛んにおこなわれ、伝受の形式が整備されていった室町期から江戸初期にかけての学問形成の過程とその内実を、諸資料の博捜により考察。
古典を読み解き、その知識を再構築すること、それらを秘して、伝え、残していくこと―中近世移行期の「知」のダイナミズムをささえたこれらの行為の史的意義を明らかにする。

内容説明

平安期に成立した『古今和歌集』『伊勢物語』『源氏物語』などの作品は、文学的素養を支えるのみならず、行動規範としての教訓性や倫理性を示す「古典」として、とくに堂上と称された公家たちの知的基盤の形成に大きな影響を与えた。なかでも『古今集』に関する秘説の伝受は「古今伝受」と称され、王朝古典をめぐる様々な学問の頂点に据えられることとなった―。物語や和歌に関する注釈や講釈が盛んにおこなわれ、伝受の形式が整備されていった室町期から江戸初期にかけての学問形成の過程とその内実を、諸資料の博捜により考察。

目次

第1部 和歌を読み解く―古典講釈の輪郭
第2部 和歌を伝える―古今伝受の伝書・儀礼・空間
第3部 歌の道をかたちづくる―御所伝受の形成と展開
第4部 歌の道と心のありよう―古典学の思索とその行方
資料篇
英文論考 A History of Readings:Medieval Interpretations of the Kokin wakashu

著者等紹介

海野圭介[ウンノケイスケ]
1969年、静岡県生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)大阪大学。大学共同利用機関法人人間文化研究機構国文学研究資料館・准教授、総合研究大学院大学・准教授(併任)。日本学術振興会特別研究員、大阪大学大学院文学研究科助手、ノートルダム清心女子大学文学部准教授を経て現職。専門は、和歌文学、書誌学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。