グリム童話と表象文化―モティーフ・ジェンダー・ステレオタイプ

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  • サイズ A5判/ページ数 429p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784585291503
  • NDC分類 902.3
  • Cコード C3098

内容説明

グリム童話、民話、伝説、神話、演劇、映画、現代小説、都市伝説…巷間に伝わる「物語」には、なにが描き出されてきたのか。民話の受容の歴史や様相、モティーフとその類型、さらにはそこに内包されるジェンダー観念やステレオタイプなど、「物語」の諸相とその連続性を、比較民話学や文献学・民俗学・社会学の手法から考察する。多彩なジャンルの「物語」を題材にして研究手法の新境地を探る。野口芳子退職記念論集。

目次

1 グリム童話を考える
2 グリム兄弟を考える
3 モティーフの変遷と展開を考える
4 社会的役割と家族のかたちを考える
5 表象文化とその連続性を考える
6 グリム研究者野口芳子について

著者等紹介

大野寿子[オオノヒサコ]
東洋大学文学部教授。専門はドイツ文学・伝承文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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