内容説明
魔界の果てに死の影を見た、文豪川端―。なぜ川端は自ら命を絶ったのか。生誕から自裁まで、人生と文学を網羅する、川端研究の決定版!「事故のてんまつ」の真実までも抉り出す、書き下ろし上下巻4000枚!
目次
第7章 豊饒の季節―通奏低音“魔界”
第8章 「みづうみ」への道―“魔界”の最深部
第9章 円熟と衰微―“魔界”の退潮
第10章 荒涼たる世界へ―“魔界”の終焉
第11章 自裁への道―“魔界”の果て
第12章 五年後の「事故のてんまつ」
エピローグ 三十五年後の「事故のてんまつ」―虚実と「縫子」をめぐる人びと
著者等紹介
森本穫[モリモトオサム]
昭和17年(1942)福井県生まれ。早稲田大学第一法学部、第一文学部国文専修卒業。賢明女子学院短期大学教授。日本近代文学専攻。川端康成学会常任理事。阿部知二研究会事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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