連濁の総合的研究

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  • サイズ B5判/ページ数 240p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784585280385
  • NDC分類 811.1
  • Cコード C3081

出版社内容情報

日本語特有の音韻現象である連濁は、国内外の研究者のみならず、日本語指導者にも常に注目されてきたテーマである。しかし、その発生条件、発生要因や、日本語全体に及ぶものであるのかという疑問については、今もなお明らかになっていない点が多い。
本書は、悉皆調査を行うことで、現代日本語における連濁現象の全体像を体系的に描き出し、「連濁」「非連濁」の出現を明確な数値で示すことで、客観的な理論化を可能にした。そのうえで、表現上の運用面から連濁現象をとらえ、これまでなされてこなかった統一的な原理による検証を試みる。
今後の連濁研究の基盤となる、挑戦的な一冊。

データベースをCD-ROMとして収載。『現代新国語辞典』の見出し語、全語例を語構成別、語種別に並べ替えて検討することが可能。さらに『日葡辞書』との比較により、通時的な研究にも用いることができる。

まえがき
序章
第1章 先学の連濁研究
第2章 連濁発生・回避の要因
第3章 連濁の特色
第4章 連濁と語種
第5章 連濁と話し手
第6章 連濁現象の流動性
第7章 連濁に関する諸問題
終章
あとがき
索引

【CD-ROM収録内容】
「現代新国語辞典 データベース」
「日葡辞書 データベース」
「データベース解説と検索方法」

佐藤武義[サトウ タケヨシ]
著・文・その他

横沢活利[ヨコサワ カツヨシ]
著・文・その他

目次

序章
第1章 先学の連濁研究
第2章 連濁発生・回避の要因
第3章 連濁の特色
第4章 連濁と語種
第5章 連濁と話し手
第6章 連濁現象の流動性
第7章 連濁に関する諸問題
終章

著者等紹介

佐藤武義[サトウタケヨシ]
1935年、宮城県に生まれる。1965年、東北大学大学院文学研究科博士課程(国語学専攻)単位取得退学。東北大学名誉教授

横沢活利[ヨコサワカツヨシ]
1936年、山形県に生まれる。1958年、東北大学文学部(国文学専攻)卒業。東京書籍株式会社を経て、神奈川県内の高等学校で校長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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