内容説明
花蓮の魅力のすべてを楽しむ決定版。泥土に生えて汚れなく、優美に妙なる大輪を開花して芳香をはなつ浄土の花。花の魅力にとりつかれ、世界の花蓮約100種を探索発見。花の姿を写し花蓮学を提唱する。日・中・英三ヵ国語で解説。
目次
第1章 太古の赤い色をつたえ、見る人を魅了する基源の蓮
第2章 気品ただよう白い蓮は、偶然がなせる新しい品種か
第3章 黄色い蓮が「新大陸」にある理由は、未解明のまま
第4章 紅の蓮が八重に咲けば、どこか妖艶な風情をかもす
第5章 白の八重の蓮には、味わいつくせない豊潤さがある
第6章 造化の美は、かくも繊細かつ大胆にデザインされる
第7章 東西の蓮が交われば、そこには美の極致が現われる
第8章 天の采配の誤りではないか、と言わせてもらいたい
第9章 玲瓏としたミニの蓮たちは、現代の生活に溶けこむ
第10章 大自然のなかに蓮の饗宴をさがし、旅はどこまでも
花蓮学ノート
著者等紹介
三浦功大[ミウラコウダイ]
花蓮研究家。元・蓮文化研究会事務局長。1942年、宮城県生まれ。東京写真短期大学卒業。広告会社をへて、1974年よりフリー
池上正治[イケガミショウジ]
作家・翻訳家。蓮文化研究会理事。1946年、新潟県生まれ。東京外国語大学中国科を卒業。中国をテーマに著述活動をする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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