菅江真澄と内田武志―歩けぬ採訪者の探究

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菅江真澄と内田武志―歩けぬ採訪者の探究

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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784585234074
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C1323

出版社内容情報

「寝ている人が起きている人を研究するのも良いじゃないか」不治の病を抱えながらも、恐るべき執念で菅江真澄研究に没頭した内田武志。
内田はどのようにして菅江研究を進め、『菅江真澄遊覧記』・『菅江真澄全集』の翻訳・校訂を行ったのか。そしてそこにはどのような協力者がいたのか。
菅江真澄が行った方言研究の方法を捉え直すとともに、偉業をなした内田の軌跡を追う。

菅江真澄(すがえ・ますみ)
1754?1829。江戸時代後期の旅行家、博物学者。北東北と南北海道をくまなく歩いて詳細な日記を残し、さらに地誌に取り組んだ。

内田武志(うちだ・たけし)
1909?1980。不治の病・血友病を抱えていたが、人々の支援を受けて研究を続けた。戦前は故郷・秋田県鹿角や移住した静岡県の方言研究に励み、秋田県に疎開してから、戦後は菅江真澄研究に取り組んだ。

歩けぬ内田武志と歩く宮本常一

? 秋田県鹿角の方言と昔話の発表
? 静岡県と星座の方言の集大成
? 戦後の菅江真澄研究の出発
? 『菅江真澄遊覧記』と『菅江真澄全集』の偉業
? 菅江真澄と内田ハチ―科学・教育・図絵―
? 真澄のまなざしを考える―あきた遺産の再評価―
? 菅江真澄を世界の遺産に
? 日本のナマハゲ、世界のナマハゲ
? 菅江真澄と秋田文化
? 文化財としての昔話

内田武志 書誌と年譜  
初出一覧

石井正己[イシイマサミ]
著・文・その他

内容説明

不治の病を抱えながらも、恐るべき執念で菅江真澄研究に没頭した内田武志。内田はどのようにして真澄研究を進め、『菅江真澄遊覧記』・『菅江真澄全集』の現代語訳・編集校訂を行ったのか。そこには家族と柳田国男・渋沢敬三・宮本常一の協力があった。真澄研究以前に行った方言研究の方法を捉え直すとともに、偉業をなした内田の軌跡を追う。

目次

歩けぬ内田武志と歩く宮本常一
1 秋田県鹿角の方言と昔話の発表
2 静岡県と星座の方言の集大成
3 戦後の菅江真澄研究の出発
4 『菅江真澄遊覧記』と『菅江真澄全集』の偉業
5 菅江真澄と内田ハチ―科学・教育・図絵
6 真澄のまなざしを考える―あきた遺産の再評価
7 菅江真澄を世界の遺産に
8 日本のナマハゲ、世界のナマハゲ
9 菅江真澄と秋田文化
10 文化財としての昔話

著者等紹介

石井正己[イシイマサミ]
1958年、東京生まれ。東京学芸大学教授、一橋大学大学院連携教授、柳田國男・松岡家記念館顧問、韓国比較民俗学会顧問。日本文学・民俗学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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