勉誠選書
日本の起源は日高見国にあった―縄文・弥生時代の歴史的復元

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784585234029
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C1321

出版社内容情報

「高い太陽を見る国=日高見国」は実在した!
美術史の大家が、生物学、神話学、考古学を縦横無尽に博捜して解き明かす、古代史の謎。

*「日高見国(ひたかみのくに)」とは…
『日本書紀』や、その注釈書である『釈日本紀』の中に出てくる、かつて日本に存在したとされる国の一つ。
その名称は今も日本各地に、日高、日田、北上、飛騨、飯高、日上、氷上などの地名として残っている。

内容説明

常識を覆す歴史解釈から鮮明に浮上する縄文・弥生時代、日本の原郷・原風景。「高い太陽を見る国=日高見国」はどこにあったのか。『古事記』『日本書紀』『風土記』などの詳細な検討と鹿島・香取神宮、三内丸山遺跡、富士山などとの関係から東西歴史の巨人・田中英道が解き明かす古墳時代以前約一万年の謎。

目次

はじめに―日高見国の歌か
序章 「日高見国」の出所
第1章 人類は日の上る場所に憧れ、「日高見国」を目指す
第2章 アマテラスと日高見国
第3章 神話は建国のドキュメンタリー
第4章 高天原は関東にあった
第5章 芳醇なる常陸国は高天原に通ず
おわりに―縄文土器の意味するところ

著者等紹介

田中英道[タナカヒデミチ]
1942年生まれ。歴史家。美術史家、東大文学部卒、ストラスブール大学Ph.D.東北大学名誉教授、ローマ、ボローニャ大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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軍縮地球市民shinshin

7
著者は1942年東京生まれ。東京大学文学部卒業。ストラスブール大学大学院修了。Phd.文学博士(東北大学)。現在、東北大学名誉教授。西洋美術史専攻。退官後は保守派の論客として活躍して、研究分野を美術史以外にも広げている。本書は語り下ろしの一般書で、関東・東北地方が「日高見国」という先進地帯であり、元々はここに神武以前の朝廷があったという内容。どうも語りおろしなので根拠が乏しく、話半分に聞いていないとダメなような気がする。安易に考古学の発掘と神話を結びつけており、推測の上に推測を重ねている。2018/05/03

takao

1
日本の起源は日高見国にあった2019/12/13

Junko Yamamoto

1
学生時代読んだことのある西洋美術史の著者が今マイブームの縄文時代の太陽信仰についての本を書いている!と興味深々で読んだが、微妙な内容であった。2018/11/25

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