出版社内容情報
日本のラーメンが世界で大人気、来日する中国人観光客も日本のラーメン屋の前で行列を作っている。また、日本のパスタは本場イタリアで大流行している。
一方、寿司は世界を席巻し、「和食」がユネスコの世界遺産に登録された。
日本の食は世界の中でも独自の特徴を持ったユニークな文化でありながら、世界中で「好きな外国料理」のトップを独走している。
どこにいっても美味しいものがあり、誰でもそれを食べられる国、日本。海山の潤沢な恵みを、ゆっくりと時間をかけて料理する和食。豊富なエピソードで和食のさまざまな秘密を解き明かしながら、日本の豊かな食文化とその底に流れる精神を探求する。
内容説明
ラーメンから懐石料理まで。世界を席巻する日本の豊かな食文化とその底に流れる精神を、絶品オムライスから伝統的な日本料理までメニューの裏側をのぞきながら探究する。
目次
第1章 なぜ日本料理は世界でもてはやされるのか
第2章 古代日本の巨人たちと「神人共食」
第3章 日本と世界の食のタブー
第4章 精進料理から江戸時代のファストフードまで
第5章 洋食天国・近代日本の食の実力
終わりに―オムライス・縄文・宮沢賢治
著者等紹介
渡辺望[ワタナベノゾム]
1972年群馬県生まれ。早稲田大学大学院法学研究科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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