フーバー大統領が明かす日米戦争の真実―米国民をも騙した謀略

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 168p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784585230670
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0031

出版社内容情報

第二次世界大戦はどのような要因によって起こったのか、なぜ、アメリカが日本と戦わなければならなかったのか、本書は20世紀の途方もない悲劇に光を当てる。
第二次大戦当時のアメリカ大統領ルーズベルトの前任者、フーバー大統領の厖大な回想録『裏切られた自由』は世界に大きな話題を呼んだ。本書はこの回想録の内容を分析し、ひろく紹介するものである。
第二次大戦は欧米の民主主義諸国や日本を捲き込んで戦われたが、まったく不必要な戦争だった。
フーバーは、3年8カ月にわたった不毛な日米戦争は、「ルーズベルト大統領という、たった一人の狂人が引き起こした」と、激しく糾弾している。
読者は本書によって、目を大きく見開かされることとなろう。日本国民が正しい歴史観を学ぶために、本書がひろく読まれることを期待したい。

*本書は、『日米戦争を起こしたのは誰か―ルーズベルトの罪状・フーバー大統領回顧録を論ず』(2016年1月刊行)の主要部分を改訂して改題し、廉価版として広く提供するものです。

内容説明

仕掛けたのはアメリカだ!狂人・ルーズベルトの欲望が戦争を引き起こした―フーバー元米大統領が膨大な資料に基づいてつぶさに検証した第二次世界大戦の真実とは―刷込まれた戦争責任論の迷妄を解く。

目次

第1章 “FREEDOM BETRAYED”を書いたフーバー大統領
第2章 戦争を仕掛けたのは誰か
第3章 ルーズベルトが犯した一九の失策
第4章 戦争を望んだルーズベルトの狂気

著者等紹介

加瀬英明[カセヒデアキ]
1936年、東京都生まれ。外交評論家。慶應義塾大学、エール大学、コロンビア大学に学ぶ。「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長。1977年より福田・中曽根内閣で首相特別顧問を務めたほか、日本ペンクラブ理事、松下政経塾相談役などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kawa

28
31代米大統領・フーバーの衝撃の書「裏切られた自由」の日米関係の部分を中心とした解説。保守論客の先生方の文章と対談なのだが、どこまでがフーバー氏の意見で、どこからが先生方の意見かがはっきりしないところがあり、少々読みづらい。「日米戦、日本に責任なし」、「中国での日本の活動は平和維持活動」…ウーン。「裏切られた~」の訳者の渡辺惣樹氏の解説本を先に読むべきだったかも知れない。2020/10/04

すしな

26
119-22.フランクリン・ルーズベルトの前の共和党の大統領が、日米戦争の考察を書いた本について、日本の政治経済の専門家が評論する内容でした。歴史にIFはないですけど、フランクリン・ルーズベルトが大統領じゃなかったら、日米開戦はなかっただろうし、原爆も日本に落ちなかっただろうし、ソ連や共産中国も勢力を伸ばさず平和だったであろうという内容でした。過去は変えられないですし、他国の大統領も日本人が選ぶことはできませんが、今の日本として自立して政治や外交で交渉することは必要だなと思いました。2022/09/05

Mark

12
WW2の当時、アメリカの指導者はルーズベルトだが、前大統領だったフーバーの回想録「Freedom Betrayed (裏切られた自由)」を読み解き、日本に関係の深い項目を検証していく。先の大戦は全く無駄な戦争で、それを招いたのは、ルーズベルトという狂人だと説く。フーバーは共産主義の本質を正しく理解し、それがアメリカという国の最も重要な価値観である「自由」と相容れないことを見抜いていた。しかし、ルーズベルトは歴代大統領が拒否してきた、ソ連と国交を結んだ結果、共産主義者に政治中枢を侵され、世界大戦を招いた。 2020/08/07

速読おやじ

11
フーバー元大統領が徹底的なルーズベルト批判を行ったとされる「裏切られた自由」の入門書的な本。同書は回顧録なんかではなく、歴史書だ。その証拠に内容が刺激的過ぎる(人気のあるルーズベルトは狂人だとするなど)ために、出版がなかなかされなかったという。2011年に発行され、日本語訳は2017年。ルーズベルトの過ちはスターリンと組んで共産主義を野放しにし、日本が望んでもいなかった戦争をやらせるように仕向け、降伏すると言っている日本よ和平提案を拒否し、原子爆弾を落とした(こらはトルーマンの責任であるが)ことだと。2020/08/20

キョウ

4
本書の内容は興味深いものだったけれども、書様はあまり共感できるものではなかった。 本書を読み終えた後で、アメリカ大統領選挙について考えてみると、今のマスコミ報道のように、一喜一憂せずアメリカの事、と静観し日本のとるべき対応をしっかりと行なっていくことが大切だと感じました。2020/11/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13511463
  • ご注意事項

最近チェックした商品