内容説明
中国・台湾の直接交流で火花を散らした蔡英文と習近平。最高指導者となっても、静かに戦い続けている。トランプは「一つの中国」をどこまで切り崩せるか?積年の取材経験から、アメリカ・中国・台湾の政治状況を冷徹に分析、関係者の証言を加えて見える真剣勝負のゆくえ。
目次
1 「一つの中国」を巡る攻防
2 中台衝突の歴史と抑止力としての米国
3 習近平が見据える「台湾」
4 習近平のキャリアを固めた福建省時代
5 台湾から見た習近平
6 中国の対台湾政策
7 蔡英文が対峙する「中国」
著者等紹介
近藤伸二[コンドウシンジ]
1956年、神戸市生まれ。1979年、神戸大学経済学部卒業、毎日新聞社入社。香港支局長、台北支局長、大阪本社経済部長、論説副委員長などを歴任。1994~95年、香港中文大学に留学。2014年、追手門学院大学経済学部教授、2017年、同大学オーストラリア・アジア研究所長兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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