アジア遊学<br> 菜の花と人間の文化史―アブラナ科植物の栽培・利用と食文化

個数:

アジア遊学
菜の花と人間の文化史―アブラナ科植物の栽培・利用と食文化

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 220p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784585227014
  • NDC分類 626
  • Cコード C1345

出版社内容情報

アブラナ科植物は、アジアの米主食文化の中では重要な副食食材である。
ハクサイ・カブ、ダイコン、キャベツ・ブロッコリー、カラシナ、ワサビ等が該当し、これらは大変なじみ深い存在である。
また、日本では歴史的に見て、搾油用の作物として重視されていた時期があり、さらに近年の低炭素社会実現に向けて環境意識の高まりの中で再評価されつつある。
こうしたアブラナ科植物の品種や生殖上の特質、ならびに伝播・栽培や食文化、社会との接点等に関する諸問題について、農学系と人文学系の研究者がそれぞれの専門研究視点から意欲的に取り組んだ学融合的研究成果。

内容説明

ハクサイ・カブ、ダイコン、キャベツ・ブロッコリー、カラシナ、ワサビ…アジアの食文化において重要な副食食材として、人びとの生活の中に深く息づいてきたアブラナ科植物。日本においては搾油用の作物として重視されていた時期があり、近年の低炭素社会実現に向けての環境意識の高まりの中で再評価されつつある。過去、現在、そして未来の人間社会において、アブラナ科植物はいかに人間社会と交差するのか。植物と人間の営みの歴史を文理の枠を越えた多角的な視点から明らかにする。

目次

総論 アブラナ科植物の現在―今、なぜアブラナ科植物なのか
1 アブラナ科植物とはなにか(アブラナ科植物と人間文化―日本社会を中心に;アブラナ科植物について ほか)
2 アジアにおけるアブラナ科作物と人間社会(アブラナ科栽培植物の伝播と呼称;中国におけるアブラナ科植物の栽培とその歴史 ほか)
3 日本におけるアブラナ科作物と人間社会(日本国内遺跡出土資料からみたアブラナ科植物栽培の痕跡;日本古代のアブラナ科植物 ほか)
4 アブラナ科作物と人間社会の現状と将来展望(学校教育現場での取り組み―今、なぜ、植物を用いたアウトリーチ活動が重要なのか;植物文化学の先学者たちの足跡と今後の展望―領域融合型研究の課題点と可能性)