アジア遊学<br> 大谷光瑞―「国家の前途」を考える

個数:

アジア遊学
大谷光瑞―「国家の前途」を考える

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月26日 10時29分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 217p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784585226222
  • NDC分類 188.72
  • Cコード C1320

内容説明

大谷光瑞(一八七六~一九四八、浄土真宗本願寺派第二十二世宗主)はアジア仏教徒のリーダーであることを自負し、「国家の前途」を強く意識しつつ、西本願寺の果たすべき世界的役割を熟考した人であった。彼が主宰した「大谷探検隊」だけが強調されがちであったが、光瑞の活動は、それだけに限定されるべきものではなく、海外開教の先導者としての側面や、近代日中交流史上での活躍も見落としてはならない。中国を中心として、ロシア極東地域、朝鮮半島、台湾、チベットなどアジア諸地域への光瑞の認識を概観し、今から一〇〇年ほども前に、国家の前途を世界との関わりのなかで考えようとしていたその軌跡をたどる。

目次

第1部 大谷光瑞と中国―「国家の前途」を考える(大谷光瑞と中国布教;中国の大谷光瑞像及びその研究について;『清国巡遊誌』を読む;大谷光瑞と日露戦争化の従軍布教;『大谷光瑞興亜計画』と中国認識)
第2部 大谷光瑞とアジア―帝国の拡がりとともに(ウラジオストック本願寺からシベリアへ―太田覚眠とシベリア;韓国“大谷コレクション”の現代史;大谷光瑞と台湾;大谷探検隊入蔵者資料と最近の研究動向)
第3部 大谷光瑞とその時代―人間光瑞に迫る(大谷光瑞とその生涯に関わる建築について;大正初期浄土真宗本願寺派における教団改革と信仰運動;『中外日報』にあらわれた大谷光瑞―明治三十六(一九〇三)年の大陸関連記事を中心に)

最近チェックした商品