推理・古代日本語の謎<br> 『古事記』『日本書紀』の最大未解決問題を解く―奈良時代語を復元する

個数:

推理・古代日本語の謎
『古事記』『日本書紀』の最大未解決問題を解く―奈良時代語を復元する

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月30日 19時28分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 348p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784585225607
  • NDC分類 811.1
  • Cコード C0021

出版社内容情報

ビックデータ分析法が解く『古事記』『日本書紀』1300年の謎当時の人々は『古事記』『日本書紀』を実際にはどのように発音していたのか?
八つの母音があったとされる古代日本語、そのすべてを解明する。
これであなたも奈良時代語が話せる!!

第?編 問題の所在―あなたも、奈良時代語が発音できる!
1 奈良時代には、八つの母音があった
2 八つの母音は、どんな音だったのか
3 議論は、なぜ、複雑化したのか
4 八母音探求のさまざまな手がかり

第?編 上代語探求は、なんの役に立つか?―語源の探求などに役立つ
1 古代音韻による語源探求

第?編 探求の基礎―森博達氏の「二重母音説」と安本の「拗音説」との対比
1 言語学の基礎知識
2 『日本書紀』についての文献学の基礎知識

第?編 『日本書紀』の万葉仮名―解読の重要な鍵、藤堂明保編『学研漢和大辞典』
1 『日本書紀』中国人執筆部分歌謡仮名づかいの問題点
2 『日本書紀』の万葉仮名を調べる

第?編 『古事記』の万葉仮名―表記に見られる規則性と法則性
1 『古事記』の「モ」
2 『古事記』の「ア行のオ」について
3 『古事記』の「ワ行のヲ」について
4 『古事記』の「ホ」「ボ」について
5 『古事記』の「メ」「へ」について
6 『古事記』の「太安万侶仮名づかい」の長所・短所

[資料編] 『日本書紀』の全調査データ
あとがき

安本美典[ヤスモト ビテン]
著・文・その他

内容説明

『古事記』『日本書紀』をめぐる最初の、そして最大の謎は、その文章を、当時の人々が、どのように発音して読んでいたのかが、正確にはわからないことである。当時と現代とでは、発音の基本的体系が異なっていた。奈良時代には、現代と違い、八つの母音があったといわれる。それは、どのような音であったのか。この本は、発音記号を用い、古代の発言の全容を、はじめて、正確、かつ統一的に復元した。当時の、五十音図にあたる「字母表」を示した。我が国の計量言語学を代表する著者が、統計学や確率論、計量言語学、データサイエンスの方法を駆使し、暗号を解読するように解読を進める。これは、スリリングな、知的冒険の書である。『古事記』と『日本書紀』との表記法の違い、それぞれの特徴も示した。

目次

第1編 問題の所在―あなたも、奈良時代語が発音できる!
第2編 上代音探究は、なんの役に立つか?―語源の探求などに役立つ
第3編 探究の基礎―森博達氏の「二重母音説」と安本の「拗音説」との対比
第4編 『日本書紀』の万葉仮名―解読の重要な鍵、藤堂明保編『学研漢和大字典』
第5編 『古事記』の万葉仮名―表記にみられる規則性と法則性
資料編 『日本書紀』の全調査データ

著者等紹介

安本美典[ヤスモトビテン]
1934年、中国東北(旧満州)生まれ。京都大学文学部卒業。文学博士。産業能率大学教授を経て、古代史研究に専念。『季刊邪馬台国』編集顧問。情報考古学会会員。専攻は、日本古代史、数理歴史学、数理文献学、数理言語学、文章心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

inaryoXD11

0
古事記・日本書紀のとくに歌謡に使われている万葉仮名の発音記号をもとに、当時どのように発音されていたのかを紐解く。最大未解決問題とのこと。そうか、それが最大の問題だったのか…音韻にはあまり興味がなかったのだが、表で統計的に示されており、わかり易かった。 著者自身による研究歴の紹介は、ひそかな安本美典ファンとしてはありがたいです。2018/12/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12834044
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品