内容説明
古代メソアメリカを研究する複数の新進気鋭の研究者たちが、各自が専門とする地域や分野について詳細に記述。古代メソアメリカ文明に関する基礎的な知識だけでなく、より深い知識や知見を獲得し、さらに現在の学界動向が学べる、日本で初めて体系的にまとめられた概説書。
目次
第1部 古代メソアメリカ文明の出現背景(氷期に遡る最初のアメリカ人の出現とその拡散;狩猟採集社会から定住社会へ;古代メソアメリカ文明とは何か)
第2部 古代メソアメリカの歴史(メキシコ湾岸文化―南部地方と中部地方の古代文化;メキシコ中央高原文化―テオティワカンからトルテカ;アステカ文化;マヤ文化―先古文明と古典期;後古典期マヤ文化;南東部太平洋側文化;オアハカ文化―サポテカとミシュテカ;メキシコ西部文化;メキシコ北西部文化;メキシコ北西部文化;中央アメリカ文化)
第3部 メソアメリカ考古学と隣接科学(形質人類学;民族学・文化人類学;歴史学;碑文学;絵文書学;保存修復科学;博物館学とパブリック考古学;考古科学;動植物学)
著者等紹介
伊藤伸幸[イトウノブユキ]
名古屋大学助教。専門分野はメソアメリカ考古学(特に先古典期文化)
嘉幡茂[カバタシゲル]
京都外国語大学嘱託研究員。専門分野はメソアメリカ考古学、パブリック考古学。主な業績・著書に、メキシコ国立人類学歴史学研究所・アルフォンソ・カソ賞・最優秀賞受賞(単独受賞、2011年)など
村上達也[ムラカミタツヤ]
テュレーン大学准教授。専門分野はメソアメリカ考古学、物質文化論、考古科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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