内容説明
尼港市壊滅!虐殺!ロシア人6000人、日本人730人以上!ロシア革命後の、赤色パルチザンの実態とは?事件直後のロシア「調査委員会」報告と生き証人達の生々しい証言で、日本人が忘れさせられた暴力革命の暴虐の凄まじさが100年後の今、蘇る!
目次
本篇(ニコラエフスク事件以前のシベリアとニコラエフスクの状況;赤色パルチザンのニコラエフスク包囲攻撃;赤色パルチザン歓迎会および赤軍派の残虐行為 ほか)
証言篇(ニコラエフスク事件調査委員会について;サムイル・レヴィンの見聞記;ミハイル・グリゴリエフ(白軍派中佐) ほか)
資料篇(サハリン州大会決議(一九二〇年八月一六日)
トリャピーツィンの住民への通告
赤軍の回状電報(一九二〇年三月三〇日) ほか)
著者等紹介
グートマン,アナトーリー[グートマン,アナトーリー]
1889~1950。ユダヤ系ロシア人のジャーナリスト。ペンネームはアナトーリー・ガン。ロシア革命後の内戦期にモスクワ、オムスク、ウラジオストクと移動しながら新聞を発行。1920年2月には来日し、横浜でロシア語新聞「デーロ・ロシイ(ロシアの大義)」を編集発行した
長勢了治[ナガセリョウジ]
1949年北海道生まれ。北海道大学法学部卒業後、企業に勤めたのちシベリア抑留の研究・著述とロシア語翻訳を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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