内容説明
日本の死にもの狂いの開発がソ連・中国・北朝鮮の核の基盤となった。米国最高機密が明かす日本の核開発。
目次
第1部 秘密
第2部 戦争
第3部 挑戦
第4部 死にもの狂い
第5部 隠されたもの
第6部 残された謎
著者等紹介
ウィルコックス,ロバート[ウィルコックス,ロバート] [Wilcox,Robert K.]
1943年生まれ。作家、ジャーナリスト。専門は軍事史。ニューヨークタイムズその他の新聞社・雑誌に寄稿
矢野義昭[ヤノヨシアキ]
昭和25年生まれ、京都大学工学部機械工学科卒、同文学部中国哲学史科卒。国家生存戦略研究会会長、日本安全保障戦略研究所上席研究員、防衛法学会理事、日本国史学会会員、岐阜女子大学特別客員教授。拓殖大学博士(安全保障)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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jj
6
興南(現北朝鮮)に残された日本の核インフラ。1945年8月12日早朝、興南沖にて原爆海上爆発に成功していたという。戦前からの日本の物理学者・研究員の実力。戦後ソ連による占領。ソ連、中国そして北朝鮮の核開発。何か関連はありそう。大変興味深い内容。2019/09/28
takao
3
☆著者は日本人が開発した核技術が朝鮮半島で朝鮮人に伝わり、北朝鮮へ移行したのではないかとしている。 2020/02/04
ラムダ
3
終戦まぎわに日本は日本領である朝鮮半島で核実験が成功していたとはビックリしました。当時のインフラが今の北朝鮮や中国ロシアに渡ったという事実。すごく興味深いです。2019/11/23
WolfUmeGame
2
この通りだとしたらいろいろと状況が変わってくるのかな? 非常に興味深い本でした。2019/09/16