内容説明
これまで史料的制約の名のもとに見過ごされてきた国際状況や交通・交易、自然環境、日常生活や技術の展開などを、考古学・自然科学・文献史学を駆使することで明らかにし、チンギス・カンをめぐる歴史の実像を立体的に描き出す。
目次
チンギス・カンの国づくり
チンギス・カン時代の国際関係
チンギス・カン世界戦略の「道」
出土銭からみたモンゴル社会
チンギス・カン時代の文字利用
中央ユーラシアの自然環境とその変遷
森林と草原の移り変わり
モンゴル帝国の食生活
チンギス・カン時代の住生活
モンゴル帝国初期の鉄生産
武器と防具
モンゴルの弓矢
チンギスカン防塁―西夏の北辺防備
チンギス・カンの墓
「チンギス崇拝」と近代内モンゴル
著者等紹介
白石典之[シライシノリユキ]
新潟大学人文学部教授。専門は考古学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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