日本古代のみやこを探る

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日本古代のみやこを探る

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  • サイズ A5判/ページ数 630p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784585221227
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C3021

内容説明

日本古代の宮都は「動く」という特徴を有していた―遷宮・遷都の背景にはいかなる歴史的・思想的背景があったのか、そして、その内部で展開する諸活動はどのように営まれたのか。古代国家の政治・文化の発信点であった「みやこ」をめぐり織りなされる諸相を、歴史学・考古学・歴史地理学の知見より立体的に描き出す画期的成果。

目次

第1部 みやこの動態(聖武天皇の恭仁遷都;古代都城と聖徳太子―小懇田宮・斑鳩宮・斑鳩寺;飛鳥諸宮から藤原京へ―宮から京への展開;菅原行幸考―平城遷都前夜のヤマト盆地北部;都をつくる、寺をつくる―造平城京司と造興福寺仏殿司についての覚書 ほか)
第2部 みやこの生態(穴穂部王の権益と拠点―石上・佐保・三輪;石川宮考;畿内衛士考―飛鳥藤原第一二八次調査出土木簡からの問題提起;元日朝賀儀・即位式と隼人;平城宮の夜 ほか)

著者等紹介

舘野和己[タテノカズミ]
1950年生。奈良女子大学研究院人文科学系教授。専門は日本古代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Takashi 

1
飛鳥・奈良・平安時代の都城にかかわる研究論集。文献史学・考古学・歴史地理学などの古代史にかかわりの深い諸分野の研究成果を所収。とても示唆的な論文が多数収録されており、これまでの各論点が簡潔に整理され、整理にとどまらず最新の知見も述べられているところに本書の価値がある。なかでも、寺院にかかわる数篇、「官」と手工業生産との関係をまとめた1篇、平城宮第一次大極殿のモデルにかんする所論などがとくに印象に残った。2015/11/07

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