目次
第1編 先秦両漢篇(古代巴蜀地方について―『蜀王本紀』の世界より;西漢時代における益州について―巴蜀地方を中心として;東漢時代における益州について―『後漢書』を中心として;後漢末・晋初における地方学者の動向―巴蜀地方における〓(しょう)周グループを中心として
試論、蜀漢政権の成立過程とその存在意義―ドラマとしての三国鼎立)
第2編 両晋篇(西晋初期政治史の一断面―征呉問題と巴蜀人士;李氏集団の展開とその性格―西晋末益州の状況を繞って;晋代巴蜀地方における諸変乱の性格について―五斗米教の余風;杜〓(とう)の乱始末―建〓(ぎょう)軍府と巴蜀流民の動向
周・毛二宇治と〓(しょう)縦の乱―東晋末益州の状況を繞って)
第3編 南北朝篇(南朝時代における巴蜀地方について―人々の軌跡を追いながら;南朝時代における巴蜀地方についての補論―北朝に仕えた人々;袁宏管見―政治的動静と『後漢紀』;蘆江・何氏考―南朝貴族の一形態;温子昇管見―政治的動静と文学的評価)
著者等紹介
中林史朗[ナカバヤシシロウ]
1950年、島根県生まれ。1973年、大東文化大学文学部中国文学科卒業。1975年、大東文化大学文学部中国文学科兼任助手。1978年、大東文化大学大学院文学研究科中国学専攻博士課程単位修得満期退学。同年、土浦短期大学国文科専任講師。現在、大東文化大学文学部中国学科教授兼東洋研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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