目次
序論 一条兼良の生涯と室町文化
第1編 一条兼良の古典学(一条兼良の注釈の深化―『伊勢物語愚見抄』をとおして;『尺素往来』の成立 ほか)
第2編 一条兼良の有職学(『公事根源』の一条兼良作について;一条兼良の朱子説受容―『礼記』をめぐって ほか)
第3編 室町文化の諸相(『伊勢物語肖聞抄』の成立―宗祇の『三体詩』の受容をとおして;和漢のさかいをまぎらかす事―「心の文」の一句 ほか)
補論 内藤湖南の日本文化論―「京都学派」の再検討
結論 室町文化の「二面性」とその終焉
著者等紹介
田村航[タムラワタル]
昭和43年東京都に生まれる。平成3年学習院大学文学部史学科卒業。平成12年学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程修了、博士(史学)。現在、明治学院大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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