恋愛の時代―大正期(1920年代前半)朝鮮における文化と流行

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  • サイズ A5判/ページ数 429,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784585220367
  • NDC分類 384.7
  • Cコード C1020

内容説明

「恋愛」という言葉は朝鮮には存在しなかった。社会・文化の様々な分野で改造論が朝鮮をおおった1920年代前半。それは「恋愛」や「結婚」に対する人びとの意識にも影響を及ぼし、「恋愛フィーバー」ともいえる流行をひきおこした。新聞や雑誌の挿し絵や漫画、広告などの資料をふんだんに盛り込み、1920年代前半の朝鮮文化を読み解く。

目次

序論 「恋愛」という言葉
第1章 妓生と女学生
第2章 旧女性と新女性
第3章 恋愛と読書
第4章 ラブレターによって広がる世界像
第5章 肉体と恋愛
第6章 恋愛の死と生
結論 恋愛の時代、あるいは改造の時代
補論1 恋愛以前の恋愛―一九〇〇年代式の情熱と自由結婚論
補論2 恋愛の外なる恋愛―恋愛フィーバーの時代と韓龍雲の「恋人」

著者等紹介

クォンボドゥレ[クォンボドゥレ]
1969年、ソウル生まれ。女性。ソウル大学国文科および同大学院国文科卒。ソウル大・仁荷大・韓神大の講師、東国大学教養教育院助教授などをへて、現在は、高麗大学国文科の専任教員(副教授)として在職中。文学博士(韓国文学)

鄭大成[ジョンデソン]
岡山朝日高校卒。早稲田大学および明治大学大学院卒。梨花女子大学に留学後、ソウル大学大学院国文科卒。慶煕大学専任講師・ソウル大学招聘教授などを歴任。文学修士(史学)・文学修士(韓国文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ミネチュ

0
3・1独立運動後の1920年代の朝鮮の文化が恋愛を通して書かれた本。恋愛という言葉が登場したのがその頃であり、文化の転換期だったようです。 色々な小説などの考察を通して恋愛を論じています。 でもちょっと難しい・・・2015/09/13

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