内容説明
仏教理解に重要な説話を読みやすく解りやすい現代語で読む決定版。身長三十万キロの四天王の話。指から水を出し、五百人の飢えた商人を救った天女の話。子供が自分の血肉を親に与えた話。醜い女が美女に変化した話。死んで虫となり、妻の鼻に住み着いた男の話など…。
目次
1章 天の世界の話(欲界の話;色界の話 ほか)
2章 地の世界の話(閻浮提の様相;閻浮提の山、その他 ほか)
3章 人の世界の話(釈迦の伝記の話;釈迦の教導の話 ほか)
4章 地獄界の話(閻羅王の話;地獄の話)
著者等紹介
長野一雄[ナガノカズオ]
1932年、大阪市生まれ、奈良県在住。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。元徳島文理大学教授。博士(文学)(早稲田大学)。専攻、日本文学上代、説話文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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