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出版社内容情報
公共図書館の転換点2000年代以降、公共図書館の運営には大きな変化が見られる。その背景には、情報通信技術の進展、図書館への各種経営手法の導入、国・地方公共団体の財政のひっ迫、そして両者の関係性変化など、様々に複合する要因がある。
「わかる!図書館情報学シリーズ」の最終巻にあたる本書では、これから公共図書館が大きな転換点を迎えるにあたって広く議論されるべき課題を提示し、現場の図書館員や図書館情報学の学習者に向けて概論的に紹介する。
評価制度、指定管理者制度、正規・非正規、専門、民間など多様な立場からなる図書館組織、住民との「協働」、通信技術の変化にともなう個人情報の扱い方、利用の変化からみた「建築」のあり方や老朽化など、公共図書館が今後直面する問題を共有し、考えるための一冊である。
はじめに 松本直樹(慶應義塾大学)
公共図書館における計画と評価 須賀千絵(実践女子大学)
指定管理者制度の新たな動向 桑原芳哉(尚絅大学)
都道府県立図書館の新たな動向 石原眞理(岐阜女子大学)
図書館における経営組織と司書の専門性 小泉公乃(筑波大学)
公共図書館運営における住民との「協働」 荻原幸子(専修大学)
個人情報保護と図書館 新保史生(慶應義塾大学)
図書館建築の動向 中井孝幸(愛知工業大学)
公共施設再編と公立図書館 松本直樹(慶應義塾大学)
索引
日本図書館情報学会研究委員会[ニホントショカンジョウホウガッカイケンキュウイインカイ]
編集
内容説明
公共図書館の転換点―近年、情報通信技術の進展、国・地方公共団体の財政のひっ迫、そして両者の関係変化など様々な要因によって公共図書館の運営には大きな変化がもたらされた。今後議論されるべき課題を現場の図書館員や図書館情報学の学習者に向けて提示する「わかる!図書館情報学シリーズ」最終巻!
目次
公共図書館における計画と評価
指定管理者制度の新たな動向
都道府県立図書館の新たな動向
図書館における経営組織と司書の専門性
公共図書館運営における住民との「協働」
個人情報保護と図書館
図書館建築の動向
公共施設再編と公共図書館
感想・レビュー
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