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内容説明
1934年に設立された世界最大級のアーカイブズ施設「米国国立公文書館」。その大規模システム開発の歴史を辿り、米国型の記録管理システムの形成過程を分析。また日本が米国型を導入しつつも、どのように独自のシステムをつくりあげてきたのか、戦前・戦後におけるシステム受容から現在までの、民・官・学の取り組みを追った。
目次
本書の課題
第1部 米国型文書検索システムの形成:シカゴ万博から第二次世界大戦後まで(検索手段としての文書整理法とその改革;米国型文書整理法の普及と教育;米国国立公文書館における検索手段の誕生:文書整理法との関係を中心に)
第2部 第二次世界大戦前後の米国における文書選別処分・配置システム(米国連邦政府における文書選別処分システムの確立;レコード・マネジメントの成立と文書配置システム)
第3部 近現代日本における米国型記録管理システムの導入(米国型文書検索・配置システムの受容と変容:集中から分散へ;日本占領と米国型記録管理システム:GHQ/SCAPによるアーカイブズ調査;戦後の文書管理改善運動における保存と廃棄:選別処分システムの視点から)
文書管理とアーカイブズの連携に向けて
著者等紹介
坂口貴弘[サカグチタカヒロ]
1980年東京都生まれ。創価大学創価教育研究所講師。学習院大学大学院アーカイブズ学専攻博士後期課程単位取得退学。博士(アーカイブズ学)。国文学研究資料館アーカイブズ研究系機関研究員、京都大学大学文書館助教を経て2016年より現職。専門はアーカイブズ学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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