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内容説明
日本の図書館はいかに構想されたか。なにが実現され、なにが課題としてのこされているか。出発点である戦後占領期から現在に至る様々な組織・しくみが構築された80年代までを中心に、図書館法、Japan Library School、国立国会図書館など、戦後図書館史のエポックを分析する。
目次
展望―戦後日本の公共図書館
前田多門とシビックス(civics)概念の提唱
図書館社会教育論の実体
金森徳次郎と草創期の国立国会図書館―戦後日本におけるある「ライブラリアンシップ」の誕生
CIEインフォメーション・センターの活動
日本の新しい図書館学校
日本図書館学事始め
ドン・ブラウンと再教育メディアとしての図書館
福田直美とアメリカ図書館研究調査団
占領下日本における図書館法制定過程
図書館問題研究会の成立と展開
図書館流通センターとはなにか
インタヴュー:日本図書館学校の思い出
日本図書館史年表(1945年~1989年)
著者等紹介
今まど子[コンマドコ]
1932年生まれ。中央大学名誉教授。慶応義塾大学文学部図書館学科卒、イリノイ大学図書館学修士課程修了。専門は図書館学
高山正也[タカヤママサヤ]
1941年生まれ。(独)国立公文書館フェロー(前館長)、慶應義塾大学文学部名誉教授、学習院大学客員教授。専門は図書館経営論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
天一
1
去年の図書館総合展のフォーラムをきっかけに購入したのをようやく読了。学生時代に司書課程を修了したとはいえ、やっぱり足りない知識ばかりなので……(^_^;) 国会図書館に行くと私は必ず1度は見上げる。 「真理がわれらを自由にする」 戦後図書館改革そのものであって、今もそれは刻んでおくべき言葉。 この本の内容自体は結構難関ではあるけど、戦後歩んできた図書館の全てが詰まっている。 図書館に関わる人間としてもう少し歴史を追ってみたくなった。 この本もまた再読の必要アリかな……(笑)2014/08/16
izw
1
戦後、日本の公共図書館がどのように生まれ育ってきたかが様々な視点から論じられている。特に、GHQ配下の民間情報教育局に設置された23の図書館についての調査結果「CIEインフォメーション・センターの活動」は圧巻である。2013/12/06
Mie
0
勉強用。再読すべき…自分に足りない知識が多すぎる!2020/04/12
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