内容説明
K金属会社入社二年目の曽根健助。同僚の北岡みさ子、専務の娘・川崎ふさ子、音楽家の室井敬三。若い男と女の恋の物語を、一九五〇年代の風俗とともに描く。「青い山脈」「若い人」「陽のあたる坂道」などで知られる、石坂洋次郎の青春文学の名作。
著者等紹介
石坂洋次郎[イシザカヨウジロウ]
1900‐86年。青森県弘前市生まれ。慶応義塾大学国文科卒。卒業後帰郷し、教員生活のかたわら発表した「若い人」(1933‐37)で第1回三田文学賞受賞。1939年に上京、執筆生活に専念。戦後「青い山脈」(1947)、「石中先生行状記」(1948‐54)で流行作家となり、一世を風靡した。1966年、菊池寛賞受賞
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感想・レビュー
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