智慧の海叢書
長崎出島の遊女―近代への窓を開いた女たち

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  • サイズ B6判/ページ数 172p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784585071112
  • NDC分類 384.9
  • Cコード C0020

内容説明

江戸時代後期、その名を海外にまで馳せていた出島の丸山遊女たち。押し寄せる近代西洋文明の波を真っ先に受けた彼女たちはいかなる存在だったのか。同じ構図にもかかわらず、遊女の姿が画面から意図的に消された『蛮館図』、そして、オランダ人とともに密航した遊女がしたためたとされる「阿蘭陀文」。彼女たちをめぐる二つの謎から、近代日本人の西洋のイメージが見えてくる。

目次

『蛮館図』の謎
長崎の発展と歴史
舞台は出島
丸山遊女の本質
阿蘭陀通詞の実態
「阿蘭陀文」の謎

著者等紹介

白石広子[シライシヒロコ]
1944年、大阪市生まれ。学習院大学大学院博士前期課程修了。近世異文化交流史研究家。インドネシア長期滞在時より、ジャカルタに拠点があった近世オランダ東インド会社と、日本人のかかわりを調査研究し現在にいたる。日蘭学会会員
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感想・レビュー

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喪中の雨巫女。

14
《私‐図書館》出島は、去年の長崎旅行時、ちらっと観ました。今度は、そばでじっくり観たい。さて、他の場所の遊女と違い、外国人が相手、苦労が、しのばれます。2012/01/20

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