続 戦国武将逸話集―訳注『常山紀談』巻八~十五

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  • サイズ B6判/ページ数 256,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784585054429
  • NDC分類 281
  • Cコード C0021

内容説明

名だたる武将の逸話を集めた『常山紀談』より、九州平定から関ヶ原合戦前後に至る一七〇話余りを読みやすい現代語訳で紹介。各話のはじめには、逸話の「あらすじ」や「歴史的背景」など概要を説明。日本史を楽しみ、強くなる格好の一冊。

目次

『常山紀談』巻八(仙石権兵衛、九州の状況を探る;島津家久、島原城を攻めて竜造寺隆信を討つ ほか)
『常山紀談』巻九(黒田孝隆・長政、城井谷の城を攻める;豊臣秀吉、北条氏討伐のために出陣する 本田忠勝、放言する ほか)
『常山紀談』巻十(馬場重介の武功;前田利家、白雲の琵琶を種村肖椎寺に与える ほか)
『常山紀談』巻十一(竹中重治の心がけ;峰沢何某、上杉謙信を撃とうとする ほか)
『常山紀談』巻十二(徳川家康、細川忠興を救う;徳川家康、石田三成を助ける ほか)
『常山紀談』巻十三(米田助右衛門が敵情を見通す;後藤基次、頼まれて諸将に断を下す ほか)
『常山紀談』巻十四(細川忠興夫人の死;安養寺門斎、石田三成を捕り逃がす ほか)
『常山紀談』巻十五(富田信高、美顔の武者に救われる;長束正家の籠城 ほか)

著者等紹介

大津雄一[オオツユウイチ]
1954年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。現在、早稲田大学教育・総合科学学術院教授。博士(文学)。日本中世文学専攻。軍記全般を研究対象とする

田口寛[タグチヒロシ]
1977年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。現在、梅光学院大学文学部日本文学科講師。日本中世文学専攻。特に、室町・戦国時代の軍記を中心に研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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暁人

9
前作の続きにあたる戦国武将逸話集。関ヶ原の戦い前後の話が中心となっている。▼気のせいか、直江兼続は優れた人物としている一方で、石田三成と結託した悪人というニュアンスが感じられる。そういうものなのか。▼軍師、黒田官兵衛も知謀の武将として描かれている。そして彼の父親も優れた人物だった、という。大河ドラマでの姿はあながち誇張ではなかったのか。2014/11/30

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