吉備大臣入唐絵巻―知られざる古代中世一千年史

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  • サイズ B6判/ページ数 241p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784585054238
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0021

内容説明

上皇と天皇による「治天の君」をめぐる対立、そして武士の台頭―平安末期という激動の時代に作られた『吉備大臣入唐絵巻』。そこには1000年を貫く壮大な構想が秘められていた…。古代・中世を結ぶ新視点から新たな歴史像が浮かび上がる。

目次

プロローグ―フィクションかノンフィクションか?
序章 『吉備大臣入唐絵巻』の謎
第1章 絵巻に描かれた弥生時代―「到来楼」の謎
第2章 絵巻に描かれた天平時代―天平の遣唐使たちの苦難
第3章 平安末期を描いた絵巻―後白河法皇は何を伝えたかったのか
エピローグ―その後の『吉備大臣入唐絵巻』

著者等紹介

倉西裕子[クラニシユウコ]
昭和38年(1963)、東京都生まれ。昭和61年(1986)日本女子大学文学部史学科卒業(中世英国史専攻)。日本赤十字社国際部を平成8年(1996)に退社後、日本史の研究に入る。専門領域は日本書紀紀年法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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