最新・新宗教事情―カルト・スピリチュアル・おひとりさま

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 266p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784585054177
  • NDC分類 169.1
  • Cコード C0014

内容説明

村上春樹『1Q84』の作品世界に影を落とすヤマギシ会、オウム真理教、エホバの証人から、イエスの方舟、真如苑、創価学会、そして勝間和代の仏教まで。宗教をめぐる最新の動きを詳細に分析。

目次

1 様々な新宗教(私の山岸会体験 その理想と矛盾;阿含宗、オウム真理教、法華経、密教に学ぶ;創価学会 日蓮のDNAは生きている;GLA 白装束集団はどこへ行くのか;イエスの方舟「千石イエス」を支える女たち;顕正会(冨士大石寺顕正会)折伏される若者たち
「おひとりさま」宗教 真如苑に見るスピリチュアル
SPGF 死者を生きていると信じる人たち
運慶をめぐる新宗教 美術品を買いあさる新宗教教団)
2 新宗教とメディア(オウム真理教 1995年の少年たち;オウム真理教の無差別大量殺人は裁かれたのか;新宗教はメディアとどうかかわってきたのか;新宗教批判の歴史 天理教、創価学会、オウム真理教)
3 カルトとスピリチュアル(学生はなぜカルトに走るのか;スピリチュアル(霊能)はなぜもてはやされるのか
現代人は宗教になにを期待できるのか
これからの新宗教 金融危機はどう影響を与えるか)

著者等紹介

島田裕巳[シマダヒロミ]
1953年、東京生まれ。東京大学人文科学研究科博士課程修了。文筆家、宗教学者。東京大学先端科学技術研究センター客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

noko

1
島田先生の本、話は、宗教にあまり馴染みがなくても、わかりやすいから好き。ヤマギシズムに潜入していた頃の話が、興味深かった。物を所有しないで、生きていける社会というのは、バブル期や高度経済成長の時代に嫌な思いをした人なら、憧れたりするかもしれない。でも親についてきた子供にとっては、どうなんだろう。ヤマギシズムが、合わない子もいるだろうな。オウムの分析もされていて、教祖は信者あっての教祖だから、信者が望むように流れるように教えも変化していって、あのような危険な行為にまで発展したのではないだろうか。2019/03/07

yamaneko*

1
時代に応じて人々が求める宗教の形が変わってきているというのが、ここ十数年を例にとっても、よく分かりました。2009/10/07

トルネードG&T

0
広範な範囲に渡って解説されていて予備知識がなくとも分かりやすい内容。どうも掲載物をまとめて出版したようで内容が重複している部分も見られるが、話のまとめや知識の確認として用いられているのであまり邪魔になった印象はない。2014/06/18

hideko

0
宗教の役割が時代とともに変化していること。 宗教がコミュニティーの役割をはたしていたり、カウンセリング的役割をしている。 また、経済の再配分を行い、格差是正の役割を担う可能性があったり…面白かった♪2013/08/25

黑猫

0
2021年2月17日読了2021/02/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/534183
  • ご注意事項

最近チェックした商品