内容説明
共鳴しあう三つの時代の考究から見えてくる数々の新事実!応天門炎上の真犯人は誰なのか?絵巻に描かれた謎の人物は一体誰なのか?新視点により事件の真相、絵巻作成に秘められた意図が鮮やかに解き明かされる。
目次
序章 応天門の炎上
第1章 伴善男の生い立ち―大伴氏をめぐるキーワード
第2章 応天門の変の前夜
第3章 嵯峨源氏―嵯峨源氏をめぐるキーワード
第4章 応天門の変の真相―事件から事変へ
第5章 『伴大納言絵巻』の謎―謎は解かれた
著者等紹介
倉西裕子[クラニシユウコ]
昭和38年、東京都生まれ。日本女子大学文学部史学科卒業(中世英国史専攻)。日本赤十字社国際部を平成8年に退社後、日本史の研究に入る。専門領域は日本書紀紀年法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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出版社内容情報
古代政界の我執を如実に顕す応天門の変。真犯人は誰なのか。今日に至っても解明されなかった謎を、鮮やかに解き明かす画期的論考。