江戸の替え歌百人一首

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784585053859
  • NDC分類 911.147
  • Cコード C0091

内容説明

誰もが知っている百人一首を江戸時代の人々はこんなに楽しく詠んでいた!!百人一首替え歌から日本人の笑いのツボが見えてくる。狂歌・川柳の流れがわかるコラム・解説付き。

目次

秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ―天智天皇
春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山―持統天皇
あしひきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む―柿本人麿
田子の浦にうちいでてみれば白妙の富士の高嶺に雪はふりつつ―山部赤人
奥山にもみぢ踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき―猿丸太夫
かささぎの渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞ更けにける―中納言家持
天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも―安倍仲麿
わが庵は都のたつみしかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり―喜撰法師
花の色はうつりにけりないたづらにわが身よにふるながめせしまに―小野小町
これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬもあふ坂の関―蝉丸〔ほか〕

著者等紹介

江口孝夫[エグチタカオ]
著述業。千葉市在住。元大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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