内容説明
故郷、室蘭での空襲体験。少年の日に見た若かりし昭和天皇のお姿。式部官として陛下にお仕えした日々―過ぎ去りし「昭和」の回顧録。
目次
第１章 惨劇下の北国都市・血染めのお写真
第２章 私の外なる陛下・少年の日の風景
第３章 激動の戦後・苦悩される陛下・人間天皇への回帰
第４章 留学・大使館・見出された陛下を求めて
第５章 式部官として・私の内なる陛下・人間天皇の原像
第６章 新嘗祭の秘儀・国民の祭主としての陛下
第７章 宮中幻想・英霊の声・陛下のお側で
第８章 トルコにて・昭和陛下崩御・先帝追慕
第９章 「あの日」への回帰・郷愁の昭和史
あとがき 昭和陛下のご心中を誰が知る？
昭和天皇―主要事件とその背景
著者等紹介
武田龍夫［タケダタツオ］
１９２８年、北海道室蘭市に生まれる。中央大学法学部卒業。ストックホルム大学留学後、在スウェーデン大使館、在デンマーク大使館の一等書記官、宮内庁式部官、イスタンブール総領事、東海大学教授などを歴任。現在、北欧文化協会理事長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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