目次
第1部 偽悪醜日本人(憂鬱な自画像―マゾヒズム症候群 ゴメンナサイ、みんな私が悪いのです 悪徳の三姉妹 ああガイアツ!;不機嫌な自画像―ナイーブな善意と感情過多思い入れ兆候群;困惑する自画像―否定の受け身、受け身の否定 われ考えず故にわれ存在せず 集団への逃走;顔のない自画像―軽薄、浮薄、浅薄三重奏 その行き着くところ 頭の中も茶髪に染めて;曖昧な自画像―以心伝心・不立文字=曖昧・気分本位制の国)
第2部 真善美日本人(微笑む自画像―女性的美徳の文化的伝統とその解体;優雅な自画像―花見酒、月見酒、雪見酒 雅びの生活美意識;寛容の自画像―恥と和と憐れみと 比較残虐文化論;愁い顔の自画像―初代、二代目そして悩める三代目;戦う自画像―二人の外国人 新しい自画像を求めて)
著者等紹介
武田龍夫[タケダタツオ]
1928年、北海道生まれ。中央大学法学部卒業。ストックホルム大学留学後、在スウェーデン大使館、在デンマーク大使館、宮内庁式部官、イスタンブール総領事、東海大学教授などを歴任。現在、北欧文化協会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。