出版社内容情報
自ら語ることの少ない生い立ちのこと、学生結婚、二度の芥川賞落選、 故郷離脱(イグザイル)、原稿流出事件、そして父との関係まで――。
デビュー作『風の歌を聴け』から大ベストセラー『ノルウェイの森』を経て、最新作『1Q84』まで、重要作品を丹念に解説。いまや〈国民作家〉〈世界のムラカミ〉でありながら謎に包まれている、村上春樹の半生と作品生成の関連を探る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠藤三春
2
村上さん、もう63歳か。まだまだ現役ですね。毎年(?)ノーベル賞候補に挙がっていますが、その理由がフランツ・カフカ賞という、ノーベル賞候補とも言われる賞を受賞したからだとか。イスラエルのエルサレム賞でのスピーチ、「卵と壁」の「もしここに硬い大きな壁があり、そこにぶつかって割れる卵があったとしたら、私は常に卵の側に立ちます」という言葉は胸に来た。だからこそアラブ圏のアブド・ワジン氏の言葉は、お前何言ってんの?状態で腹立つ。作品解説での「納屋を焼く」の「納屋」が何を意味していたのか答えが出ていないのが残念。2012/04/18
アルデバラン
2
村上春樹を理解するためには、必読の書といっても過言ではないだろう。春樹の作家研究についての本はこれが初めてだが、非常に面白く、春樹の作品の奥深さを知るに至った。春樹の文学は、特に理由はないのだが、なぜか読む気にならなかった。だが、この本を読んでからは、これからはできる限り読んでいこうと思うようになった。評伝部分は是非読んで欲しい。2012/02/08
Echo
1
村上春樹と父親との関係や芥川賞落選などのところが興味深いです。2019/04/22
readtuktuk
1
誤字がいくつもあって萎える。校正作業がんばって!2013/02/16