日本の作家100人<br> 高浜虚子―人と文学

日本の作家100人
高浜虚子―人と文学

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784585051886
  • NDC分類 911.36
  • Cコード C0091

内容説明

俳句を文学にまで高め、大衆文芸として広めた巨人、高浜虚子の決定的評伝。反近代の精神をもって俳句文芸を死守した高浜虚子の生涯をどこまでも丹念に描く。巻末に「俳句作品案内」「年譜」「主要参考文献」を付し、虚子を理解するために最もわかりやすい構成とした。これ一冊で虚子のすべてがわかる。

目次

1 山紫水明に育くまれた感性(維新の松山;古郷西の下 ほか)
2 俳人として立つ(京都に学ぶ;子規の従軍 ほか)
3 春風の岡に立つ(俳壇に復帰;進むべき道 ほか)
4 あるがままの晩年(小諸に疎開;をひてなほ ほか)

著者等紹介

中田雅敏[ナカダマサトシ]
1945年埼玉県生まれ。俳号水光。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。埼玉県立高校教頭・目白大学客員教授などを経て、八洲学園大学教授・大韓民国韓瑞大学客員教授。俳誌『雅楽谷』主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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charlie_

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虚子は大正から昭和にかけて単に俳壇を率いたばかりでなく常に俳壇の中心的人物となっていた。虚子が主宰する『ホトトギス』は全国一を誇る俳句雑誌として誰れにも知られるようになっていた。虚子選の雑詠欄に一句でも掲載されると泣かんばかりに驚喜した。また雑詠欄の巻頭に選ばれた俳人は忽ちにして一流俳人と見なされるようになっていた。虚子の雑詠欄はそれほどまでに神格化されるようになっていたのであった。(3.春風の岡に立つ「進むべき道」)///俳諧師は俳壇の神となった。。2011/10/01

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