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評伝小林秀雄（生い立ち；自意識と書くこと；邂逅と別離；文壇登場；左翼崩壊、小説断念；小説の問題；思想と実生活；戦時下；戦後；ゴッホとドストエフスキー；「無私」へ）
作品案内
著者等紹介
細谷博［ホソヤヒロシ］
１９４９年千葉県に生まれ、東京で育つ。早稲田大学法学部卒。同文学部卒。同大学院修士課程修了。開成学園教諭を経て、南山大学人文学部教授。著書に、『凡常の発見 漱石・谷崎・太宰』明治書院（１９９６、やまなし文学賞受賞）などがある
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感想・レビュー
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とりくずかご
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日本の作家100人の小林秀雄巻。伝記的事実や主要作品とその登場を概観するのにはちょうどいい一冊。同じく細谷氏の『小林秀雄論――「孤独」から「無私」へ』に、彼自身の論考は載っているので、氏の書き口が合えば、そちらも参照するとより理解が深まると思う。勿論、何よりもまず、小林秀雄本人の諸作品を読むことが理解の「一番の近道」ではあるが。2010/12/09
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