目次
第１部 風の透明な楔形文字はごつごつ暗いくるみの枝に来て鳴らし―宮沢賢治の風の世界（賢治の見た風；賢治の風―音、匂い、味、そして心；童話に吹く風（賢治が託したもの；賢治が風に描いた風景；賢治の風の音））
第２部 まはりの山はみんなたつたいまできたばかりのやうにウルウルもりあがって…―宮沢賢治のオノマトペ（『注文の多い料理店』を中心に；風と光と空に関して；初期作品の擬音語 ほか）
第３部 はんの木のはなゆれるゆれる―宮沢賢治の心の軌跡（賢治童話へのマザーグースの投影；表現から見た宮沢賢治の転換期―三二六「風が吹き風が吹き」を中心に）
著者等紹介
小林俊子［コバヤシトシコ］
１９４３年群馬県生まれ。宮沢賢治学会、宮沢賢治研究会（東京）、栃木宮沢賢治の会会員。栃木県栃木市在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
