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金子みすゞ永遠の母性

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784585050469
  • NDC分類 911.58
  • Cコード C0092

内容説明

澄んだ瞳と清らかな詩心。これほど至純な魂を持った詩人がいたであろうか。浜では大漁にわきかえっているが、みすゞは海の底の魚たちの悲しみを深く見つめていた。忘れてはならない人間の優しさを歌いつづけた金子みすゞ。わたしたちはその詩的世界と美しいいきざまを追及し続ける。詩と詩論研究会がおくる、金子みすゞ評論シリーズ第二弾。

目次

みすゞの詩を読む(金子みすゞの青い月;神さまの見える硝子のお空、天使のようないい子のお瞳 ほか)
みすゞの世界(金子みすゞの童謡詩における“私”性;『美しい町』にみる詩の形成―雑誌「童話」を中心に ほか)
みすゞの詩を書で書く
みすゞの時代(金子みすゞにみるフェミニズム―人間としての誇り;金子みすゞの内景―「学校」にみる制度としての教育 ほか)
みすゞと詩人(みすゞの朝焼、中也の夕照;金子みすゞとマザー・グース―シークエンスする世界 ほか)