内容説明
近代文学史上の鬼才・深沢七郎についての初の総合的探求の書。
目次
第1部 深沢七郎の作品世界(深沢七郎の「反近代主義と民話的迫真性」―「楢山節考」と「東北の神武たち」;深沢七郎の「歴史小説」―『笛吹川』と『甲州子守唄』;深沢七郎の「政治小説」―「風流夢譚」と「闇に咲く美青年」;深沢七郎の「庶民もの」―『庶民烈伝』と『盆栽老人とその周辺』;深沢七郎の「生と死の構図」―「無妙記」「みちのくの人形たち」「極楽まくらおとし図」、「ちょっと一服、冥土の道草」)
第2部 深沢七郎という人(作家以前について;女性について;政治について;信仰について;「変人」ぶりについて;周辺の作家たちについて;死について)

              
              
              

