黄金の言葉 和歌篇

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784585032533
  • NDC分類 911.104
  • Cコード C0092

内容説明

古代から現代までの代表的な名歌143を精選。わかりやすい作者紹介・歌意・鑑賞とともに傑作をあじわえば、日本人の感性・考え方・思想が見えてくる。

目次

第1部 上代(八雲立つ出雲八重垣妻篭みに八重垣作るその八重垣を;あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る ほか)
第2部 中古(春霞たてるやいづこみ吉野の吉野の山に雪はふりつつ;五月まつ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする ほか)
第3部 中世(蘆の屋のしづはた帯のかたむすび心やすくもうちとくるかな;あらしふく真葛が原に鳴く鹿はうらみてのみや妻を恋ふらむ ほか)
第4部 近世(鴬の声の響きに散る花の静かに落つる春の夕暮れ;思ふ人住むとはなしに早蕨のをりなつかしき山辺の里 ほか)
第5部 近現代(萩の花さきしあしたも萩の花ちりし夕も君をこそおもへ;くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる ほか)

著者等紹介

今西幹一[イマニシカンイチ]
前二松学舎大学長。2009年逝去

五月女肇志[ソウトメタダシ]
二松學舎大學文学部専任講師。専門は中世和歌文学

土佐秀里[トサヒデサト]
二松學舎大學文学部准教授。専門は上代日本文学

針原孝之[ハリハラタカユキ]
二松學舎大學大学院文学研究科教授。専門は日本古代文学

山崎正伸[ヤマザキマサノブ]
二松學舎大學文学部教授。専門は中古日本文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

仮ッ子

1
万葉集から俵万智まで。ひとの心をたねとした、やまと歌の数々。うたのいいところは、丸暗記出来るところ。人生の様々なシーンで、思い浮かべられること。知っていて損はないと思う。2010/03/04

cosx2

0
年代別に和歌が整理されていて、時代毎の作風の違いを感じることができた。 古今和歌集以降、江戸時代までの詩はこれまで触れる機会が少なかったので、貴重な読書体験に。2011/07/15

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