内容説明
本書は、長門本『平家物語』の普及版として、また索引編の依拠本文として刊行するものである。編集にあたって特に留意したことは、『長門本平家物語の総合研究』を参照しつつ、万全の注意を払って底本の正確な翻字を行い、また抵抗なく読み進める一助とするために振り仮名・振り漢字を付したことである。
目次
巻第16(摺墨池すきか事;高綱宇治河渡事 ほか)
巻第17(本三位中将被渡大路事;西国被下院宣事 ほか)
巻第18(九郎大夫判官被渡四国事;勝浦着給事 ほか)
巻第19(本三位中将於南都被切事;土佐房夜討事同被頚切事 ほか)
巻第20(主馬八郎左衛門尉盛久事;法性寺一橋大夫知忠合戦事 ほか)
著者等紹介
麻原美子[アサハラヨシコ]
聖徳大学教授・日本女子大学名誉教授・文学博士
小井土守敏[コイドモリトシ]
昭和学院短期大学助教授
佐藤智広[サトウトモヒロ]
昭和学院短期大学助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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