内容説明
過去14回の秀歌200首をとりあげ、一首一首を新たな感性で批評。
目次
文法にこだわる我の
一人降り一人が乗れる
朝がきて街がせかせか
人生に初心者マーク
学びたきに学べざりにし
さむざむと朝の電車を
青春と夢と疑問が
空に向きて羽ひろげたる
朝シャンのサラサラ髪が
文化祭君を目で追う〔ほか〕
著者等紹介
神作光一[カンサクコウイチ]
1931年、千葉県生まれ。歌人。「花実」短歌会代表・発行人。和歌文学会常任委員。東洋大学編「現代学生百人一首」選考委員長。東洋大学文学部教授。東洋大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程満期退学
大滝貞一[オオタキテイイチ]
1935年、新潟県生まれ。東洋大学文学部国文学科卒業。歌人。現代歌人協会理事・「雲珠」主宰。明海大学非常勤講師。『大滝貞一定本十歌集』他。評論集多数
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