内容説明
「小論文の書き方」をタイトルにしている本は多く出版されている。しかしその多くは、文章が書けない悩みを持つ人の実情を知って書かれているのかどうか疑わしい。その点本書は、日本語文章能力検定協会が文章検定を実施したデータを基にして書かれている。つまり実際に文章の書き方を身につけようとする人が、どんな点でつまずくかを観察する中から生まれたものである。
目次
1章 小論文とは何か
2章 意見とは何か
3章 意見・論説文を書くときの頭の働かせ方
4章 文章を読んで論説文を書く
5章 練習しよう
6章 論理をしっかり
7章 表現のポイント
著者等紹介
樺島忠夫[カバシマタダオ]
大阪府立大学名誉教授。(財)日本漢字能力検定協会評議員。日本語文章能力検定協会顧問
井上章子[イノウエアキコ]
日本語文章能力検定協会職員。武庫川女子大学非常勤講師
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