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ワニ文庫
日本 武器・武具事典

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  • サイズ 文庫判/ページ数 276p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784584393895
  • NDC分類 559.1
  • Cコード C0121

内容説明

本書は日本人が古代から近世までの実戦で使用した武器を集め、その形状、機能、用途、威力などを紹介する。図解とともに武器カタログとして楽しんでもらえれば幸いである。また、日本の武器は、世界的に見てもかなり個性的な発展をしてきたといわれる。そんな独自の発展の歴史を眺めると単なる戦いの道具を超えた精神性、芸術性というものが強く感じられてくる。それは日本的な精神風土や感性と密接につながっている。そんな“武器の日本史”という部分も同時に楽しんでいただきたい。

目次

第1章 打ち・叩き・割る武器
第2章 突き刺し・薙ぎ斬る武器
第3章 刃で斬り・切っ先で突く武器
第4章 投げつける武器
第5章 発射装置で矢を射る武器
第6章 火薬で弾丸を撃ち込む武器
第7章 忍具―忍術に用いる武器と道具
第8章 捕物道具―犯罪者を取り押える用具
第9章 鎧兜―防具のかたちと変遷

著者等紹介

戸部民夫[トベタミオ]
1947年、群馬県生まれ。法政大学卒業。美術関係出版社勤務後、作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リキヨシオ

28
日本の武器や武具の発展は日本的精神風土や日本人的感性と密接につながっている。日本刀や鎧兜などは西洋や中国の武器とは異なった高度な技術性と芸術性がある。「人殺しの道具」としての武器は使用され、西洋や中国の武器は性能や威力が重要視された一方で日本の武器には性能や威力と強靭さに加えて美しさも追究されてきた。打撃武器、長柄武器、斬撃武器、投擲武器、飛翔武器、鉄砲火器、捕物道具、鎧兜の九章仕立てで日本の武器を紹介する作品。2016/08/02

ソルト佐藤

1
各武器の分類ごとに、発達の歴史が時系列に並んでいて、進化の道筋がわかって面白い。この進化の過程を見ると、いわゆる刀が、あまり戦場で使われていなかったという学説にあるけれど、形が変わっているのを鑑みるに、やはり、結構実戦でも使っていたのだろうと思ったりする。全武器にたいして、左ページが絵、右ページで説明というフォーマットも見やすくて良い。2016/03/05

nur1202

0
時代小説の友ですね。 特に捕物帖とかに出てくる捕り物道具がどんなものなのか、割と名前から想像できないことがありますしね。 刀や甲冑の部分ごとの名前があるのも良かったです。2016/03/18

Masashi Taniguchi

0
武器は道具である。何を目的とし、その目的をどのように実現するのかという、道具としての設計思想を踏まえて類別・紹介されており、分かりやすい。ただ、鉾と槍の違いは何度読み直してもわかりない。2016/03/30

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