内容説明
世界最高の刃物と呼ばれる「日本刀」。本書は、そんな日本刀の強さが先人たちのいかなる知恵から創造されたのかを明らかにする。また、科学的な視点で、製作に用いる原料の秘密にまで立ち入って探る。さらに「居合」や「試し斬り」といった、今も真剣を使用する武道に言及し、歴史の上にその実用性がどのような姿で発現したかを検証。おのれの死生を一剣に託して乱世を生きた、「剣豪」と世にいわれる男たちの佩刀(はいとう)にまつわる伝説、その作者も紹介。奥深き日本刀の世界に親しむ格好の入門書。
目次
第1章 「かたな」とチャンバラ―日本刀の虚実
第2章 「最強の刀剣」の秘密―日本刀の科学
第3章 試し斬りの世界―「業物」の真実
第4章 真剣勝負と刀―居合その他について
第5章 「刀は武士の魂」考―サムライの刀剣習俗
第6章 剣豪の佩刀―その伝説と刀工
第7章 日本刀とのつきあい方―取扱い、手入れ、保存
著者等紹介
渡辺誠[ワタナベマコト]
1945年、台湾・高雄生まれ。九州大学法学部中退。週刊誌記者を経て文筆業。2015年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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