内容説明
天皇家は何を隠し、何を密かに祀り続けてきたのか?日本最大の祭り、大嘗祭に隠された秘中の秘!塗り替えられた闇の歴史!その真相に迫る!!写真・地図&用語解説つき。
目次
第1章 神道に秘められた古代天皇家の陰謀(神道はほんとうに“日本人の心のふるさと”か?;律令制導入とともに“創作”された神道 ほか)
第2章 もうひとりのアマテラスと物部の神の謎(太陽信仰のメッカ三輪山の秘密;能楽『三輪』の気になる伝承 ほか)
第3章 物部氏の正体とヤマト建国の真相(天皇家とは別の始祖神をもつ物部氏の謎;“敵”の助けを借りて実現した(?)神武東遷 ほか)
第4章 神道は呪いを封じる宗教だった(八世紀の朝廷によって破壊され、すり替えられた神道;持統の野望と奇妙な符合 ほか)
著者等紹介
関裕二[セキユウジ]
1959年生まれ。歴史作家。仏教美術に魅了され、奈良に通いつめたことをきっかけに、日本古代史を研究。以後古代をテーマに意欲的な執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とんかつラバー
12
別に学者でも研究者でもなく個人の考古学ファンの本だった。「天皇家の祖先の秘密を暴く!」とかキャッチーな週刊誌の見出しみたいな内容が続く。あまり鵜呑みにしないほうがいいし「もしかしたらこうかも」って面白く書くんなら分かるんだけど、他の説をディスって俺の説こそが真実!みたいな書き方はカルトっぽくて読む気が失せる2025/03/27
Toshi KYM
0
何時もの調子 本当か?2017/03/27
コロ助
0
天智、天武、持統。こりゃ、凄い。歴史は権力者によって、作られる。いつも同じ。2016/02/08
伊藤 眞由美
0
持統天皇恐るべし。2016/01/09
つくし
0
面白かった。通説で説明がつかない箇所に果敢な推論を当てはめていく様は読みごたえがあった。最たるものは神功皇后の正体についての章で、流石にこの発想はなかったわという感じ。蘇我と物部についても考える材料が得られた。2015/07/14