内容説明
「麻雀は充実した精神力に裏打ちされてこそ、技術力が活かされるのである。わずかばかりの後悔でもそこにはスキが生じるのだ。対人ゲームの極でもある麻雀では、相手はその打ち手の目の表情、指の表情から後悔の念を感じ取り、攻めの打牌を変化させることもままある。相手の打牌を変化させたのは、自分自身の後悔の目であり指なのだ。後悔は、その打ち手の鍛え方が足りないという証左なのである。反省は家に帰ってからすべきことである」―その圧倒的な存在感から“歌舞伎町のモンスター”“超獣”などと異名をとる前原雄大プロ。本書では前原プロの麻雀哲学から、何としてでもトップを取る方法論までを余すところなくお伝えする。
目次
第1章 大局観(観の目;強くなるために ほか)
第2章 稽古(稽古の意味;思考するちから ほか)
第3章 識る(相手を識る;読むちから ほか)
第4章 構え(深考単打;そして僕らは ほか)
著者等紹介
前原雄大[マエハラユウダイ]
1956年12月19日東京生まれ。日本プロ麻雀連盟一期生、九段。獲得タイトルは鳳凰位(第12・25期)、十段位(第14・15・24~26期)、麻雀グランプリMAX(第3期)、グランプリ2008優勝、チャンピオンカーニバル(第1・5期)、チャレンジカップ(第51回)、インターネット麻雀・日本選手権2012優勝、MONDO TV・MONDO王座決定戦(第8回)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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