内容説明
古代史上最大の争乱―壬申の乱。天智の弟とされる天武天皇は、天智の子である大友皇子を敗り、この戦いに勝利する。著者は、この乱を研究していく中で、正史『日本書紀』が闇に葬った真実へとたどりついた。天武は天智の弟でないばかりか、大化改新で暗殺された蘇我入鹿(聖徳太子)の子であったという驚愕の新事実…。気鋭の歴史ミステリー、第二弾。
目次
第1章 天武と蘇我入鹿を結ぶ赤い絆(天武と蘇我氏を結ぶ一本の糸;『日本書紀』が秘めた巧妙なトリック ほか)
第2章 聖徳太子は蘇我入鹿である(大化改新クーデターの真相;謎が謎呼ぶ聖徳太子の実像 ほか)
第3章 運命を分けた壬申の乱の謎(緊迫化する大陸情勢と白村江の戦い;天智が大和に帰れなかった深い理由 ほか)
第4章 天武天皇は聖徳太子の子だった(斉明が溺愛した孫・建皇子の謎;すり替えられた二人の皇子 ほか)
第5章 悲運の大王・天武天皇の正体(天智よりも年上の弟・天武;抹殺された天武と入鹿の親子関係 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あずき
11
天智天皇の弟であるはずの天武天皇が、天智天皇より年上らしい、というのは知ってましたが聖徳太子の子というのは…。凄く辻褄が合っている。 あ~そうか、そういう事か!分かったぞぉ~。とまるで自分の手柄のように楽しめました。古代にちよっと興味のある方なら、中途半端な推理小説より面白いと思います。関さんの他の本も読んでみようかな。2016/05/04
fseigojp
7
天武天皇は入鹿の息子だった!なんと大胆な仮説2024/03/17
抜け忍1号
1
読了日不明。何となく内容は覚えている。でも、現物がないので検証はできないか・・
シトラス
1
蘇我入鹿=聖徳太子であり、入鹿と斉明天皇の子は古人大兄皇子=建皇子=大海人皇子(=天武天皇)、しかも天智天皇の異父兄だったとする大胆な説でした。日本書紀はあの手この手で真実を抹消していたのか?何故?そんな疑問がこの一冊で解決したような気がする。当時の東アジアの情勢の解説も分かりやすかった!2012/07/08
猫之助
1
天智天皇の弟で壬申の乱にて大友皇子と戦い即位し、飛鳥浄御原令を制定、日本書紀の編纂を命じた・・・等々、何をしたというのは残っているにもかかわらず、日本史にも必ず出るくらい有名な人であるのに自身は、特に青年時代までは謎だらけ、という不思議な人物。 時々、?と疑問に思ってしまうところもありますが、面白かったです。 2009/10/16




