内容説明
女体に巣食う悪霊や邪気を取り除く異能を身につけた天宇は、ある日、彼との不義が原因で夫に斬殺されたはずの秋乃と出会う。久しぶりの秋乃との情事で気を失うほど何度も精を放った天宇だったが、目覚めたとき隣に秋乃の姿はなかった。彼女は“亡霊”だったのか。帰宅した天宇を迎えた助手・瑞穂は秋乃の影に気づき、嫉妬の炎を燃やす。そして夜、瑞穂は自ら天宇に挑んでいった…。好評時代官能シリーズ第二弾。
著者等紹介
北山悦史[キタヤマエツシ]
1945年、北海道生まれ。山形大学文理学部中退。90年に官能小説大賞、93年に日本文芸家クラブ大賞、98年に報知新聞社賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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